人参
高麗人参とはアジアの極東地方だけに自生する生薬です。北緯30℃〜48℃の地域であります。
分布:韓国、中国東北地、ロシア東部三つの地域だけで生長しています。特に韓国の人参と中国の長白山人参を「高麗人参」と呼び、学名はウコギ科のオタネニンジンPanax ginseng C・A・Meyの人参の根です。中国では約5000年前から高麗人参が使用され、「神農本草経」にも収載されています。滋養強状にたいへん優れて万能上薬として用いられています。さらに経験的伝承は発展していき、中国を始め、韓国、日本、米国、欧州と、その価値は世界中に認められています。現在国際人参シンポジウムが毎年開催されており、中でも高麗人参は処方医中心的役割を果たす上位になっています。
特有成分
高麗人参の特有成分は、主成分として31種のサポニンが含まれ(Ra〜Rh)、アセチリン誘導体、リグナンなど脂溶性成分(ジンセノサイド類)、精油(パナキシール)、香気成分です。ペプチドグルカン、ヌクレイオシド、非タンパク質性アミノ酸、ほかにビタミン、天然ミネラル、アミノ酸、ボリペプチド、単糖、二糖、多糖、ベクチン、淀粉などがバランス良く含まれております。
作用:高麗人参は中草薬学で疲労回復、肺の強化脾臓を活発にし、心臓負担を軽くする他、更に五臓の陽気を高めます。身体の細胞や臓器の働きを活発にして、体調を整える作用もあります。副腎皮質ホルモンの分泌を調整するなど、ホルモンのバランスを保つ働きも高麗人参の特徴です。そのことによって身体の抵抗力を高め病気に対する効用があります。そのほか具体的な効能には整腸、健胃、血圧の正常化、冷え性や貧血の改善、病後の回復、老化予防、自律神経失調症の治療などがあります。高麗人参の臨床実験結果:高麗人参のRg1 ,Rb1脳機能退化を抑制し、頭脳活動を促進、精神的、知識的を向上、末梢血液の改善効果があります。イチョウ葉と高麗人参の抽出物配合液は多くの動物行為実験により、記憶の改善と学習能力を促進させるという効果が明らかになりました。
高麗人参の基本的な薬効は生体内の非特異的な抵抗力を増強、身体機能の予防機能を強化。
高麗人参は血圧の正常化作用を始め糖尿病による血糖降下、肉体及び精神的な作業能力を高めるなど身体機能の恒常性を維持させます。
高麗人参はインシュリンの分解抑制作用の増強、抗脂肪分解作用、糖尿病症状の改善作用を持っています。このように高麗人参は昔から東洋医学で糖尿病の治療として、使われており、今日でも糖尿病治療及び予防に使用されています。
放射線調査によって損傷を受けた骨髓機能の回復に関する“高麗人参”の効果は日本放射線能センターの米田博士チームが中心に研究を進め、彼は致死量のX−線を照射し骨髓障害回復を起した実験動物に“高麗人参”抽出物を投与することによって赤血球及び血小板数の回復効果を確認しました。“高麗人参”が放射線防御物に一番適合する材料と強調したのです。
“高麗人参”は他の植物に比べ一番多くのサポニンを持っています。そしてその造成比率においては他の種PanaX科の植物とは比較にならないほど優れています。
高麗人参のサポニンは31種類ありますが、他の人参の総サポニンは4〜15種類であり、高麗人参に比べ少なく、そのため薬理作用も制限されています。
高麗人参31種のサポニン、上薬として万能薬と呼ばれて、効能効果も抜群。中枢興奮、抑制を調整、疲労の回復、抗ストレス、滋養強壮、男性ホルモン増強、三大栄養素の生合成促進、放射線障害回復、促進、血圧降下、免疫力増強、細胞寿命延長、冷え性や貧血の改善、病後回復、インシュリン様作用の増強、整腸、健脾作用などがあります。
【使用上の注意】
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