かぜ

[風邪」=感冒。
◎風邪の原因となる病原体は200種類以上あり、そのうち約80%がウイルスです。

普通感冒:、くしゃみ・鼻水・鼻づまりが見られます。喉の痛みが見られることもありますが、全身症状としての発熱・頭痛・だるさなどは、ほとんどないかあっても軽いのが普通です。呼吸器のうち上気道。特に鼻の粘膜が最も強くおかされるかぜです。主にライノウイルス・コロナウイルスなどが原因でおこります。

分類:

咽頭炎:炎症の主体が咽頭にあるため、鼻汁・咳などに比べて喉の痛み(咽頭痛)が強いのが特徴です。頭痛や発熱も見られます。このタイプの代表例として、コクサッキーA群ウイルスの飛沫感染により夏〜初秋に10歳以下の小児に多発するヘルパンギーナがあります。

インフルエンザ:鼻汁・咳などの呼吸器症状に比べて、発熱・筋肉痛・関節痛・全身倦怠感などの全身症状、重篤な合併症の頻度が高いのも特徴の一つです。

かぜ合併症:かぜは万病の元とよく言われます。確かにかぜをきっかけとして体調を壊すことはよくあります。かぜといえども甘く見てはいけないのはこの合併症があるからです。例:肺炎髄膜炎、中耳炎、副鼻腔炎、脳炎、心筋炎など。

かぜ治療:いわゆるかぜ薬(綜合感冒薬)というのは、風邪の諸症状に対する薬が何種類も配合されているものをさし、通常、@熱を下げて痛みをやわらげる成分、A鼻水を止める成分、B咳を押さえる成分、C痰を切れやすくする成分などが配合されています。軽い風邪であれば、このかぜ薬でもかまわないのですが、注意していただきたいのは、風邪と言っても色々なタイプがあります。喉が痛くなくても、熱が出ていなくても、この手の薬を服用すれば、喉の痛みをやわらげる成分や熱を押さえる成分も飲んでしまうことになります。薬である以上何らかの副作用を持っていますので、必要のない成分を服用して、副作用だけが出てしまったり、熱が出ているのか出ていないのか(熱型)を不鮮明にしてしまうなどの好ましくない結果がもたらされてしまう事などもありますので、安易な服用は避けるべきでしょう。中には、風邪気味と言うだけで、はっきりした症状もないのに、この手のかぜ薬を飲むケースも見られますが、「百害あって一利無し」です。かぜ薬を予防的に飲んで、かぜを未然に撃退したなどという様な事は、ありません。かぜで最も気をつけなければいけない事は、かぜから肺炎に進行したり、かぜに似た症状でも、全く別の病気だったりする事です。発見の遅れが文字通り「命取り」になる事も無いとは言えないのです。特に免疫力や体力のない乳幼児や高齢者では、注意が必要です。

かぜ予防方法:

うがい、マスク、保温、手洗い、人混みを避ける、その他:風邪の治療の基本は、安静・保温・栄養&水分の補給の3つと言われます。無理をしないで、十分な睡眠をとり、栄養のバランスを考慮した食事などは、基本的な対策として必要な事は言うまでもありません。

かぜ食事療法

ニンニク使用した料理:にんにくは万能薬と言われ、エネルギー源として、昔から強壮、強精、殺菌、防腐、健胃、整腸、発汗、利尿作用、抗酸化、抗ガンなどに効くとされています。

漢方療法

症状 処方
強い寒気 汗が出ない、体のふるえ 麻黄湯
寒気 汗が出ない 葛根湯
軽い冷え 五積散
寒気 汗がでる 桂枝湯
熱、寒気なし 高熱、のどが痛み、口渇く 銀翹散
口渇、火照る 高熱 白虎加え人参湯
気持ち悪い午後より微熱、寒い熱を繰り返す 便秘
便秘なし・頭痛・関節痛
大柴胡湯
柴胡桂枝湯
風寒 用于咳嗽,痰多气喘,胸
咳痰不爽或久咳不止。
蛇胆川貝散
 [功能与主治]  止咳,除痰散。
  [用法与用量]  口服,一次10ml,一日2次,小儿酌?

治療咳嗽的偏方

     生梨1個,レイチ10個,川貝母3克,冰糖少々
   
    [制用法]  梨が心を除く、切碎,レイチが核を除く,川貝3g、氷糖を加えて蒸す後を食べます。一日1次,3-5天即可治愈。
    主治:寒咳嗽。

食事療法:コマ油小ざじ1、玉子1個を焼く、毎朝を食べる。

カゼコーナ-

風寒伴にせき

杏仁、甘草、紫蘇の葉、ダイダイ、桔梗、陳皮、半夏、伏嶺、生姜、ナツメ。

風寒に桂枝、白勺、生姜、甘草、ナツメ、

風熱症に対して:金銀花、連翹、コボウ、薄荷、タイセイ、ゴマノハクサ、桔梗、ササクサ、発酵大豆、甘草。

風寒に対して、荊芥、川貝(アミガサユリ)、葛根、クコ、川

生姜葱葛湯:葛花、エゾウコギ、生姜・葱、黒糖、片栗粉、三温糖

鼻炎に対する配合

耳子、連翹、菊花、五味子、陳皮、桔梗、知母、白止、荊芥、甘草、防風

葱と淡豆鼓のスープ − (風寒型)
材 料: 香菜 葱白(ひげ根をつけたままの葱の白い部分) 淡豆鼓 各15g
作り方: @材料を鍋に入れて、適当な量の水を加えて煎じる。
Aスープをお茶代わりに飲む。
韮と淡豆鼓のスープ −( 風寒型)
材 料: 韮−束 淡豆鼓15g 豚の赤身肉30g スープ2カップ
作り方: @スープを鍋に入れて、淡豆鼓を加えて熱し、沸騰してきたら豚肉を加えて、弱火にして、約20分程ことことたく。塩味が薄ければ好みの調味料で味をつける。
A2〜3pに切った韮を加えひとにたちさせる。
B熱い間にスープを飲み、中身も食べる。
葱と黄酒場 − (風寒型)
材 料: 葱白30g 淡豆鼓15g 黄酒50g(紹興酒など)日本酒でもよい。
作り方: @淡豆鼓を適量の水で10分間煎じて、きれいに洗いみじん切りにした葱白を加えて5分間煎じる。
A濾過後黄酒を加えて、熱い間に服用する。
B1日2回に分けて服用。
葱白と淡豆鼓の粥 − (風熱型)
材 料: 米30g 淡豆鼓10g 葱白(根をつけておく)15g
作り方: @米30gを洗って半時間以上おく。
A適量の水を加えて粥をたく。
B出来上がる寸前に、きれいに洗った葱白と淡豆鼓を入れて少し煮る。
豆腐と淡豆鼓の炒め物 − (風熱型)
材 料: 豆腐200g 淡豆鼓15g 芹30g 葱15g 油 塩 醤油 黄酒 適量
作り方: @鍋に油を入れて、熱し小さく切った豆腐を少し炒める。
A芹を2〜3pに切り、淡豆鼓・刻んだ葱・黄酒を加えて炒め、調味料で好みの味をつける。
B葱白と淡豆鼓の粥と一緒に熱いうちに食べたて、布団に入り汗を出す。
C1日に1〜2回、続けて3〜4日食べる

中国食事療法