イチョウヨウ

基源:イチョウ科イチョウの葉です。

性味:平、甘、苦、渋、属肺経。

成分と効き目

イチョウ葉植物は特有の3種類フラボノイトとテルべンラクトン、カテキン類、有機酸類、他のフラボノイトを含む。また、テルべンラクトンはイチョウ葉特有の苦成分で(ギンコライトABC.J、ビロハライド)5種類が含まれています。フラボノイト配糖体は3種類のフラボノイト(ケルセチン、ケンフェロール、イソラムネチン)が含まれ、それの複合作用で血管を拡張させ、血栓を予防、血液粘度を下げで血液をサラサラにし、更に末梢血管の血流までをもスムーズにします。また、イチョウ葉に含まれるギンコライトは脳内の活性酸素を防止し、活性酸素を除去する働きが優れ、細胞を守る効能が報告されています。その為、頭をハッキリさせて、痴呆を改善するができます。さらに体内血液循環を促進することにより生活習慣病、肩こり、冷え症に幅広い効能が期待できるといわれています。中国ではイチョウ葉の合成剤は西洋医学臨床の薬として使用されています。

例:降圧、コレステロール減少、冠状動脈拡張、血液循環の加速、血流の抵抗減少の作用が著しいので、冠状性心疾病の狭症、高血圧、高質血症の治療薬として使用されています。

例えばイチョウ葉に天然植物の何首烏・鈎籐・葛根・沢寫を加えての漢方は冠状動脈硬化、心臓及び脳血管の疾病を治すのに良好な効果がありそうです。

また、「明朝」李時珍の「本草綱目」によって、@イチョウ葉は肺を温め、気を益し、咳を定めます。代表的な配合漢方としてイチョウ葉に麻黄、細辛、五味子・薑半を加えると斂肺平気、止咳化痰効果があります。A帯下を止め、代表的な漢方例:イチョウ葉に黄?、党参・首烏を加えると婦人に対する体弱、白帯下が多く、腰がだるい、疲れやすいなどに効き目があります。また、貧血について、さらに、蓮子、欠実を加えることになります。B小便を縮し、イチョウ葉は縮尿の働きがあります。多尿、遺尿、尿崩症の治療に効き目があります。代表的な漢方:イチョウ葉に肉桂・肉?容を加えて配合しています。また、イチョウの果実は遺精を止める働きを持ちます。

用法用量:中国生薬書によって:一日の目安は2〜3銭(1銭=3.75g)です。

ドイツ推奨量:1120mg〜240mg

注意イチョウ葉は多量に服用すると、中毒を起す恐れがあり、用量に注意を要します。中国生薬書によれば、イチョウ葉果実のみを煎じて用いる場合は1日30粒以下であれば中毒を起すことはないそうです.