
昔から野生うずらの卵は中国の「本草網目」という漢方薬の古書に、朝鮮人参、マムシなどとともにその薬餌的効果を高く評価されています。脳、神経系、精液の生成などに特異の作用があるので、虚弱体質、産前産後などの勢力増強に特効があり、不老長寿の霊薬として、珍重されていたようです。
成分と効能効果
ウズラ卵は貧血や冷え性、気管支炎、肌荒れの改善に有効
うずら栄養的卵には鶏卵以上のものがありますが、9種類の必須アミノ酸をバランス良くを含んだ最高のタンパク源です。鉄分、ビタミンAの一種レチノール(血液材料)、ビタミンB2などは鶏卵よりかなり多く含まれています。そのため、貧血、冷え症、虚弱体質、かぜ、肌荒れなどに役立ちます。さらに、脳への栄養分を多く供給します。特に情報伝達物質の原料であるレシチンや、伝達物質の流れを促進させるカルシウムを豊富に含んでいます。卵黄部分にはカロチンの仲間のキサントフィルという活性酸素除去物質もあります。卵油部分に含有するレシチンは生命の基本物質で、血管にたまっているコレステロールを取り除き、血液をサラサラにします。また、レシチン生体膜生成の主要成分として、体内の細胞や組織、特に脳神経、肝臓、血液など代謝機能を活発にさせ、コレステロールの血管壁の沈着予防、ボケなどの脳の老化を予防します。さらに頭脳を活発にさせ、記意力の向上、新陳代謝を活発化する重要な役割をします。
栄養成分としての働き
貧血や冷え症、虚弱体質、かぜ、肌荒れなどに役立ちます。
料理法としては素の小ささを利用して、お弁当の添えもの、そばや丼ものの薬味をはじめ、串揚げ、八宝菜の具などによく使われます。
●おもな働きと関連する病気
・血液の材料となる。「貧血、冷え症。」
・皮膚や粘膜を保護する。「肌のトラブル・スキンケア」
